【ネオスタンダードの切手買取】編集部が広尾店を実際に利用した評判、体験談【シートがバラ扱い？】

切手買取業者「ネオスタンダード」の基本情報を解説！

「株式会社NEO-STANDARD」が運営をしているネオスタンダードは、関東を中心に63の店舗展開している総合買取専門業者です。多数の店舗を持ち、地域に根付いた経営をモットーにしていることから店頭買取の人気が高く、「ネオスタ」の愛称で親しまれ近隣にお住いの方から利用されています。

ネオスタンダードを利用する一番の利点は「接客対応の丁寧さ」であり店舗まで足を運ぶことで、親身になって買取の相談に乗ってくれます。利用者の足元を見るような買取は一切せず、満足度を高めることを目標に運営をしているため、リピーター数が圧倒的に多く、一度良さに気づいた方が繰り返し利用している傾向があります。

総合買取業者だけあり、買取品目は多種多様です。切手はもちろん、ブランド品、時計、貴金属、宝石、カメラなど多くの品物をまとめて依頼することができます。

買取方法	持ち込み買取、宅配買取、出張買取
出張エリア	東京、神奈川、千葉、埼玉、石川、富山
電話番号	0120-980-949
受付時間	10:00-19:00
費用	送料（額面10万円以上で無料）、キャンセル時の送料、
公式サイト	株式会社ネオスタンダード ネオスタンダードの公式WEBページへ

実際に査定を利用した店舗は「広尾店」

ネオスタンダードは首都圏を中心に東京、神奈川、埼玉、千葉、富山、石川で63店舗を運営しています。その全てが直営店となっており、徹底的を受けたプロの鑑定士が在籍してます。数ある店舗の中でも今回、切手の査定を依頼した「ネオスタンダード」広尾店について、基本情報をまとめています。

店舗名	広尾店
所在地	東京都渋谷区広尾5-17-11
電話番号	03-5422-7877
営業時間	11：00～18：00
最寄駅・アクセス	東京メトロ日比谷線「広尾駅」徒歩3分

ネオスタンダードの切手買取の口コミ評判！世間からの評価は？

基本情報では、公式サイトなどを筆頭に情報をまとめています。では実際に利用した方の意見はどうなのでしょうか？「本当に接客対応に満足しているのか」など注目してみてください。

ネオスタンダードに関する良い口コミ、評判

実際に利用した方の口コミを見ても大半の方が店舗買取で懇切丁寧な対応をしてもらえたと口コミを残しています。また、切手の買取金額に関しても満足できるものであったという声が多数挙がっています。

ネオスタンダードで噂されている悪い口コミ、評判

ネオスタンダードの悪評に関してリサーチしていると一部の方でスタッフの態度を指摘する口コミや、買取金額について不満の声を挙げている方が発見できました。

ネオスタンダードの切手買取方法と利用する流れ

その場で丁寧な説明が聞ける「店舗買取」

 

ネオスタンダードの店頭買取を利用する場合は、公式サイトの「近くの店舗を探す」ボタンを押して、近隣のショップを探すことから始めましょう。すでにお店が決まっている方は、そのまま足を運んで構いません。

事前の連絡をすることで確実に査定を受けることができますが、予約なしで立ち寄ることも可能です。

店舗に足を運ぶ際は、絶対に運転免許証などの本人確認書類を持っていくようにしましょう。忘れてしまった場合は査定まではできても、買取をしてもらうことはできません。

依頼品の量や店舗の混雑状況によってはその場で査定を開始してもらえるか、時間を置いて再度来店するかが決まります。確実にその日中に終えたい方は、あらかじめ連絡しておくことをおすすめします。

査定完了後は、価格の解説をしてもらい売却の意思を決定します。キャンセル料は一切かからないので、金額を聞いて自分の意思で判断するようにしましょう。

近くにお店がない方は「宅配買取」がおすすめ！ただし送料に注意

切手の宅配買取を利用する上で、送料は利用者負担となります。無駄な費用が発生しないためにもまずは、WEB査定を行うことをおすすめします。写真や情報で品物を伝えて仮の金額を伝えてもらいましょう。

仮査定の内容に満足できた方は、本人確認ができる資料をメールや郵便で送付します。本人確認が済んだ方には配送に必要なダンボールが送られてきます。あとはダンボールに品物を詰めて発送すれば準備完了です。

ダンボールには依頼品だけでなく、査定の申込書も同梱する必要があるので、空欄を埋めて品物を一緒に送りましょう。

商品が到着次第1週間を目処に査定結果が報告されます。宅配買取はその性質上、非常に時間がかかります。できることであれば店頭買取を利用することをおすすめします。

最後に金額に納得できた場合は、代金が指定の口座に入金されます。仮査定をしているのえあまり起こりえないですが、キャンセルの場合は着払いで返送されます。

ネオスタンダードの切手買取を利用した実体験レポート

口コミはおおよそ、満足しているプラスの声が多かったのですが、一部の方からはマイナスの意見も寄せられました。その真相を実際に査定体験をし、解説しています。

買取依頼した切手を紹介

査定の様子を紹介する前に、今回編集部が依頼した切手について簡単に紹介をします。

主に記念切手となっており、全て平成に発行されたものです。額面は50円と80円の切手が大半となっています。切手趣味週間や、天然記念物、地方自治などの人気シリーズや、50円切手と80円切手が混在している20世紀デザインシートなどを査定依頼しています。

種類	金額	状態	数量
記念切手	80円	20枚シート	4シート
記念切手	80円	10枚シート	19シート
記念切手	80円	5枚シート	2シート
記念切手	62円	3枚シート	4シート
記念切手	50円	20枚シート	1シート
記念切手	50円	10枚シート	2シート
記念切手	50円80円混合	10枚シート（2枚:8枚）	26シート
記念切手（お年玉シート）	50円80円混合	2枚シート（1枚:1枚）	13シート
記念切手（お年玉シート）	41円	2枚シート	12シート
記念切手	130円	バラ	12枚
記念切手	110円	バラ	13枚
記念切手	90円	バラ	8枚
記念切手	80円	バラ	142枚
記念切手	50円	バラ	56枚

お店の外観は、落ち着いた雰囲気で入店しやすい

予約なしでも利用できることを知り、早速依頼品を持ってネオスタンダード広尾店にお邪魔しました。6階建てのビルの1階部分に入居しており、大通りに面した明るいショップでしたので他のショップに比べ入店しやすく感じました。

また、金券ショップが宝くじ売り場のような「カウンター型の店舗」を使用しているのに対して、しっかりとした店舗であるため、プライバシーも保護されていると感じます。

買取にはネガティブな印象を持っている方も多く、ひと目を気にする方もいらっしゃるので扉付きの店舗は細かな点も配慮されていると感じました。

店舗の混雑状況は？実際の受付対応

店内は受付デスクが2つあり、同時に2名まで対応できる仕様になっていました。買い取った品物をショップで直接販売している店舗に比べ、ネオスタンダードは買取専門のショップなので、購入目的のお客さんで混み合っていることはなく、すぐに案内をしてもらえました。

対応してくれたのは女性のスタッフで、すぐにお水を用意してくれました。デスクには飴などの小菓子も置かれており、リラックスして買取を依頼できる環境が作られていました。

担当の方から名刺をいただき、挨拶を受けたのち、依頼品をみてもらう流れとなりました。

混雑のため、詳細は査定をすると日にちをまたぐ!?

査定に関しては、枚数を数え詳しい明細を出すとなると、一時預かりで後日対応となってしまうと案内を受けました。

一見混雑はしていないように見えますが、先に来店予約をされている方や、宅配買取で届いている品物があるため、当日対応は難しいようでした。

そのため、切手を全体的に見ていただき、どういった買取システムとなり、買取率がいくらになるのかを解説していただきました。

依頼品について解説をしながら査定を進めてくれる

ネオスタンダードの査定員はモクモクを査定を進めるのではなく、解説を交えてくれました。

最初に、現行品（現在でも使える切手）に関しては全て規定の割合で買い取りをしており、一部のプレミア品に関しては個々に値段をつけることを解説されました。

私が持ち込みをした切手はどれも平成に発行された比較的新しい切手ばかりで、人気は高いものの発行枚数が多いことから全て割合での買取となりました。

次に、切手の買取は「シート切手かバラ切手か」、「切手の額面」、「切手の状態」によって判断されることを教わりました。「状態」も買取率に影響をする聞き、少し不安ではありましたが、私が依頼した切手は一部汚れている品があったものの、全体的にキレイに保存されていたため、全て最大割合での買取が可能と判断されました。

シート切手とバラ切手の判定について

ネオスタンダードでは、50円切手と80円切手が混在しているシートに関してはバラ切手としての買取になってしまうという案内を受けました。2種類が5枚以上ある編成の場合はシートとして扱えるが、私が持ち合わせていた「20世紀記念シート」は80円切手が8枚、50円切手が2枚の編成で規定に届かないためバラ切手としての対応となります。

そのほか、50円と80円が1枚ずつのお年玉シートもバラ切手としての対応となります。

ショップによって何をシート切手、何をバラ切手と判断するかはバラバラなので、査定をする際は詳しく説明を求めた方が良いでしょう。

買取レートから、おおよその金額を教えてもらった

最後に、金額や種類別の買い取りレートを伺いました。買取率には会社の規定割合があるのですが、限界まで頑張ってもらえたようで「80円シート」を80%、「50円シート」を80％、「50円以上のバラ切手」を65％、「50円未満のバラ切手」を50％、で引き取ってくれると提案を受けました。

買取率は、見積もりではなく再度買取で来店した際に同じ対応ができるようにスタッフに共有しておくと案内があったため、査定員によってはどこまで買取率を上げてくれるかに差がありそうです。

伝えられた金額をもとにコツコツ計算をしていくと、切手1000枚ほどで50,741円という価格が付きました。大量にあった「50円切手と80円切手のシート」がバラ認定されてしまうという誤算はありましたが、バラ切手でも買取金額が65％と比較的高かったため、72,680円分の切手を売却して、5万円を超える額となりました。

ネオスタンダードの切手買取を辛口評価

人気業者の中でも買取金額は高い！

同じ切手を使用して、人気の切手買取業者で査定を行った結果、ネオスタンダードは5位という結果でした。

順位	業者名	買取金額
1	バイセル	54,441円
1	買取プレミアム	54,441円
3	切手買取ボンバー	53,819円
4	チケットレンジャー	53,448円
5	ネオスタンダード	50,741円
6	ザ・ゴールド	48,678円
7	アクセスチケット	48,274円
8	おたからや	47,721円
9	チケッティ	47,448円
10	大吉	46,662円
11	福ちゃん	36,702円
12	大黒屋	36,131円
13	なんぼや	21,808円

買取率に関してはシート切手を86％で買い取ってくれる業者があるのに対して80％、バラ切手は70％で買い取ってくれる業者があるのに対して65％とどちらも少し届かない結果となりました。しかし、決して安い金額ではありません。

店舗が近くにあり手軽に利用できる、何度も利用しており信頼ができるなどの理由がある場合は積極的に利用すべきショップです。

全てが額面に沿った買取となった

編集部が依頼した切手が平成初期からここ最近までに集めた切手ばかりであったということもあり、プレミア価格が付く切手は見つかりませんでした。

あくまで依頼品の中にプレミア切手がなかったというだけで、ネオスタンダードはプレミア切手の鑑定もできる業者のなので、「昭和初期の切手趣味週間」や「中国切手」をお持ちの方も安心して利用いただけます。

画像参照：買取実績｜港区で金・プラチナ買取なら買取専門店ネオスタンダード赤羽橋店

実際に店舗の買取実績を見ても多数のプレミア切手が確認できます。プレミア切手に関しては一般的な郵便切手と違い一定のレートで買い取られる品ではなく、業者の在庫状況などによっても値段が変化します。もしプレミア切手をお持ちの方は見積もりを依頼する業者の中にネオスタンダードを入れておくことをおすすめします。

切手の買取事情を含め、詳しい解説があった

全体を通して、買取に関する詳しい解説をしてくれた点が「金券ショップ」との大きな違いであると感じました。

バラ切手の買取率が低い理由は、「小分けにする作業」や「白耳の部分を切り剥がす作業」があるからであるといった、買取の裏事情に関することから、金券買取の影響からか90%くらいとイメージしている方も多いが、切手買取はどの業者も80％代が一般的であるなど業界全体の常識など、切手に関する知識が全くない方でも納得して利用できるであろう説明をしっかりとしてくれたことは高く評価できます。

おすすめの切手買取専門店を知りたい方は「切手買取専門店の人気おすすめランキング【口コミ評判が良く、1番高く売れる業者を徹底比較】」を参考にしてください。

実際に10社ほどの切手買取専門店に依頼してみて、買取価格、対応スピードの速さ、査定員の対応などからランキング形式で分かりやすく紹介しています。