【古銭買取】おたからやの出張買取を利用した体験談レポート！【口コミや評判は最悪？】

店舗数No1！買取で有名な「おたからや」の基本情報

「おたからや」とは、全国の様々な駅周辺に店舗を展開している超有名業者で、現在展開している店舗は400を超えています。

そんなおたからやの一番の特徴は、「お店を見たことがある」という安心感がある点です。買取というサービスは、依頼するお店によっては、足元を見られ安い金額で買い取られてしまう可能性があります。素性の知れないショップよりも、店舗があるお店の方が利用者としては安心して申込めます。

「公式サイト」や「コマーシャル」のイメージキャラクターは、ものまねタレントのコロッケさんが務めており、日本を代表する買取ショップとして広く浸透しています。

「おたからや」の基本情報

買取方法	出張査定、宅配買取、持ち込み買取
出張エリア	全国対応
電話番号	0120-555-600
受付時間	9:00-19:00
費用	完全無料
運営会社	株式会社いーふらん

おたからやでは店頭を中心に買取を行っていますが、全国を対象に「出張買取」、「宅配買取」も提供しています。

おたからやの「フランチャイズ店舗」って買取金額に影響はあるの？

おたからやでは全国に多くのショップを展開しています。しかし、店舗の多くがフランチャイズ経営（個人オーナーに委託する運営方法）によって商われています。

フランチャイズ店舗の場合は買取金額が直営の店舗よりも低い傾向があります。理由は、契約料金にあります。個人オーナーや別の企業は「おたからや」の名前を借りてすぐに自分のお店を持てる変わりに毎月、おたからやに一定の金額を支払う義務があります。

お店を切り盛りするためには、より多く売上を出す必要があり、売上を増やすためには少しでも安く仕入れ、少しでも高く売却しなければいけません。

また、個人や別の会社に店舗の運営を任せる際に、直営店スタッフと同じ内容の研修を受けていますが、口コミ評判を見る限り専門的な知識は直営店舗の方が勝っている傾向があります。

そのため、お店によっては古銭の専門知識が低いといった悪評もあります。

おたからやの買取対象品目！買取の中心は貴金属、ブランド品

おたからやの買取品目は古銭以外にも多数あります。具体的には以下の通りとなっています。

「おたからや」の買取対象商品の一覧

貴金属、プラチナ	金	宝石	ダイヤモンド
ブランド時計	ブランド品	ブランドバッグ	ブランド食器
楽器	切手	小判大判	金貨、銀貨、記念硬貨
勲章、メダル	古銭、紙幣	絵画、掛け軸、美術品	骨董品買取
着物	金券	カメラ	軍服
洋酒	ミニカー	ホビー、鉄道模型	スマホ、携帯電話

買取の中心となっている「貴金属、プラチナ」「金」「宝石」「ダイヤモンド」「ブランド品」は、積極的に買取を行っており、査定金額も高いと利用者からの人気あります。しかし古銭の買取金額は他社に比べて低く、まとめて数百円となるケースが大半です。

決して悪いショップではないのですが、古銭買取にはあまり力を入れていません。

貴金属としての価値が高い金貨や大判小判に関しては、非常に高い価格を提示してくれますが、一般的な古銭にはあまり興味をしめてくれません。

古銭買取でおたからやを利用した方の口コミ評判！皆はどう感じた？

編集部がおたからやを利用した体験談レポートを解説する前に一般の方から、どのような評価を得ているのかを確認しておきましょう。

おたからやの良い評判口コミ「近くて便利！」

おたからやの口コミ評判には「お店が近くて便利」や「出張で来てくれた査定員さんが丁寧だった」といったプラスの意見がありました。

近くて便利と言う理由だけで古銭を売ってしまうことはあまりおすすめできませんが、利便性と言う観点では右に出るショップはないでしょう。

おたからやの悪い評判口コミ「断られた！知識がない！」

おたからやに対する不満の声は「買取を断られたこと」に関する意見が集中していました。

利用者の意見を見ていると、金貨や小判大判は高く売れるが比較的新しい古銭に関しては一切値段が付かないことがわかりました。

良い口コミも悪い口コミも実際に編集部で査定を体験することでその真偽を確かめています。

古銭買取「おたらかや」の出張査定を実際に利用してみた体験談

利用者の口コミ評判には、「店舗が近くにあり便利」という好評から、「売れるものと売れないものがハッキリしている」という不評がありました。

当サイト編集部でも実際におたからやを利用して、真相を確かめてみました。利用した方法は、出張買取です。

おたからやの出張買取の全体の流れを紹介！

まずは、おたからやを利用した時の流れを解説します。

おたからやの古銭買取の大まかな流れは、日時を決めて、自宅で査定を受け、売却を判断するだけです。利用したことがない方でも、次に何をすればいいのかわからなくなることはないでしょう。

出張買取を利用する際はまず、電話かメールで査定の申込みを行い、日時を決めて何を売りたいのかをと伝えます。予約した当日までは、とくにすることはありませんが、前日に日程確認の電話だけあるので、対応する必要があります。

予約時間の数時間前に担当の査定員から到着時間の連絡があります。査定員が到着次第、依頼者がその場に立ち会い説明を受けながら、査定を受けることになります。

金額を教えてもらった後は、判断の時間をもらえます。もちろんキャンセルは自由です。そのまま契約する場合にのみ、買取依頼書を作成する流れとなります。

「古銭と記念コイン」依頼した品物の紹介！

編集部が用意した品物は「古銭」と「記念硬貨」の２種類です。

古銭の中で有名な品物は「寛永通宝」と「天保小判」です。どの業者に依頼したとしても、買取不可にはならない品物です。そのほかは、1銭や5銭、10銭などの銅貨、アルミ貨などがほとんどです。

依頼した古銭は全て下記にまとめています。

国立銀行券拾圓	五拾銭札	拾銭札	寛永通宝（種類多数）
文久永宝	宗元通宝	康熈通宝	成豊元宝
富士１銭アルミ貨	竜1銭銅貨	桐1銭青銅貨	1銭錫貨
カラス1銭アルミ硬貨	半銭銅貨(硬貨)	5厘硬貨	5銭アルミ青銅貨
小型5銭白銅貨	鳩5銭錫貨	稲10銭アルミ硬貨	菊10銭アルミ硬貨
10銭アルミ青銅貨	10銭錫貨	大型50銭黄銅貨	旭日50銭銀貨
小型50銭黄銅貨	鳳凰50銭銀貨	1円黄銅貨	穴ナシ5円黄銅貨

記念硬貨の中で有名な品物は「東京オリンピック記念硬貨」や「万博開催の記念硬貨」などです。オークションやフリマアプリでは買値以上の金額が付いているため、買取業者を利用した場合にどれほどの値段が付くのか確認しています。

下記に全ての記念硬貨の名称をまとめています。

東京オリンピック記念硬貨 （1000円）	東京オリンピック記念硬貨 （100円）	1964年東京オリンピック記念メダル（銅貨）	札幌オリンピック記念硬貨
内閣制度創始100周年記念硬貨	国際科学技術博覧会記念硬貨	万国博覧会expo70記念メダル	沖縄expo85記念硬貨
つくばexpo85記念硬貨	OSAKAexpo85記念硬貨	天皇陛下御在位50年記念硬貨	天皇陛下御在位60年記念硬貨
関西国際空港開港記念硬貨	-	-	-

WEBから申込み！オペレーターからの電話を待つ

おたからやに限ったことではありませんが、出張買取を利用する場合はスケジュールを決めるためにも、予約が必要となります。スケジュールの決定は電話で決めることになります。

いきなり電話をかけることも可能ですが、まずはWEBページから申込みをして、折り返しの電話を待つことをおすすめします。

オペレーターが依頼品や依頼者の個人情報などをあらかじめわかっている状態で電話が始められるので、かなりスムーズに進みます。

WEB申込みをすると登録したアドレスにメールが届きます。このメールは「入力情報の確認」と「この番号から電話があるという報告」なので、対応は不要です。

編集部が申し込みをした際は申込みから10分ほどで着信があったので、申込みから10分~15分は電話にすぐに出れるようにしておくと良いでしょう。

対応してくれたのは女性スタッフでした。会話は個人情報の確認から始まり、依頼品についての質問や、出張希望日の質問などを受けました。オペレーターの方は慣れた雰囲気で丁寧に対応してくれました。電話対応では一切気になる点などはありませんでした。

申込みをした日にちが木曜日だったのですが、編集部が次週を希望したため、6日後の水曜日に決定しました。参考までに一番早くてどれくらいになるか質問してみると、2日後と言われました。

依頼した地域も左右しますが、都内の場合は2日余裕があれば予約できると考えておくと良いでしょう。

前日におたからやから電話が！内容は？

査定日前日、おたからやから編集部に着信がありました。内容は「予定に変更はないか？」というものでした。

出張買取は買取業者にとってもリスクが大きい方法です。当日ドタキャンされてしまっては、依頼者の自宅まで向かったスタッフの人件費の無駄使いになってしまうため、前日に確認の電話をしているようです。

依頼者として協力体制になるポイントだと思います。参考までですが、今回は前日の午前中に連絡がありました。この時間帯は電話に出れるように気を配っておきましょう。電話に出れない場合は最悪キャンセルとなってしまうため、折り返しが必須です。

予定に変更がないかの確認を受けたほか、当日（明日）担当の査定員から私の携帯に「到着時刻」の連絡が入ることを教わりました。査定員の携帯からの着信となるため、今までかかってきていた番号ではなく査定員の携帯番号からの着信となるが、安心してくださいと案内を受けました。

約束の時間の10分前には「到着時間」に関する電話連絡がある

査定日当日、査定時間の12分前にアナウンス通り担当の方から連絡がありました。内容は「予定どおり10時ピッタリに到着できます」と言ったものでした。

一言で終わる内容ですので、通話時間は10秒程度です。

査定員さんが到着！まずは挨拶や説明

10時00分ぴったりに、約束通り査定員さんが到着しました。可能な限り質問してみた査定員さんの情報をまとめています。

査定員さんはモニターに社員証を見せながら「◯◯時に約束しております。おたからやの○○です。」と挨拶してれました。

自宅に上げると、まず査定員さんの方から、買取のザックリとした説明がありました。また、名刺を使って簡単な自己紹介がありました。

他社の場合は、査定前に「一緒に買取可能な品物」のセールスがあったのですが、おたからやでは一切ありませんでした。お店によっては「時計やブランド品を…」と面倒な説明を受けることになるため、非常にスムーズで嬉しかったです。

ただしセールスがなかったことは嬉しかったですが、バイセルのように、クリーニングオフの説明などはなかったため、少し丁寧さで劣っていると感じてしまいました。

古銭の金額はどう決まる？査定中の様子を解説！

おたからやの場合、ザックリ「記念硬貨」、「海外コイン」、「古銭」の３つに分けて査定をしていました。

おたからやの記念硬貨買取について

依頼品の古銭を広げてみせてまず査定員に言われたことは、「記念硬貨は買取できない」という一言でした。

正確には額面を割っていいなら買取はできるが、銀行に持っていくことで100％で交換できる品物なので「おたからや」に売ってしまうともったいないそうです。「90％〜で買い取って、自分達で100％で換金するだけでも利益は出せますが、依頼者さんが損してしまうので、なかなかできないですよ」と解説をしてくれました。

このような利用者目線のアドバイスをしてくれる点が非常に優しいと感じました。誠実さと言う観点ではかなり高い評価ができるでしょう。どうしても面倒なので持っていってほしいということであれば対応してもらえるようです。

査定員さんによると、現在プレミア価値がある記念硬貨は「天皇関係の金貨」か「地方自治法記念の銀貨」くらいしかなく、その他は額面以下の買取となるそうです。

編集部が用意した記念硬貨の中で唯一、オリンピック記念硬貨にだけ「お！」という反応を示してくれました。どうやら、数年前までは額面の３倍から４倍程度の値段が付いたらしいのですが、現在は市場に価値が下がり額面通りになってしまったらしいです。

おたからやの海外コイン買取について

海外コインについては基本的には買取を行っていませんでした。

「ウィーン金貨」や「メイプル金貨」など有名所のコインの場合は買取可能ですが、古い外国のお金などは、買取不可と説明を受けました。

おたからやの古銭買取について

古銭に関しては、「状態がいいものだけ」「価値が高いものだけ」という制限があり、編集部が用意した古銭の中で値段が付いたのは「天保通宝」2枚だけでした。

その他の品物に関してはグラムでの買取はできるが、1グラム0.1円程度なのでこれだけの量があっても100円程度にしかならないため、あまりおすすめできないと説明を受けました。

お札は、記念硬貨とまだ同様銀行で取引されている品物ばかりなので、銀行交換をおすすめされました。

どのような古銭の価値が高いのか？質問してみた

まさか、天保通宝以外がまったく値段にならないとは思っていませんでした。

そこで、どのような古銭であれば高額買取となるのか質問をしてみると丁寧に図解を使って教えてくれました。

編集部では用意できませんでしたが、大判や小判、判金、金貨、銀貨などであれば驚くような価格が付くことがあります。

そのほか、地方などで独自に発行された「金札」や軍事用使用されていた「軍票」などであればプレミア価値が高く、おたからやでは他社に負けないくらいの価格が付けられると教わりました。

おたからやの古銭買取の査定価格！

おたからやでの古銭買取の査定金額は合計で300円と言う結果でした。

内訳は「天保通宝」が2枚で200円、そのほかがグラム買取となり100円です。同じ依頼品の査定をいくつかの買取業者を比較している中で、下位に位置しています。

順位	業者名	買取金額
1	バイセル	19,880円
2	買取プレミアム	19,880円
3	ザ・ゴールド	11,000円
4	大吉	4,740円
5	福ちゃん	2,300円
6	日晃堂	2,000円
7	なんぼや	100円~1000円
8	おたからや	300円
9	大黒屋	100円

おたからやの古銭買取は「プレミア品」を持つ方だけにおすすめ

生産数が多く、希少性が少ない古銭には全く値段が付かない

銅銭などの価値が低い古銭は全て「グラム買取」となってしまいました。いらない古銭を持っていってもらえるのであればそれで良いと思う方も多いでしょう。しかし、「バイセル」や「ザ・ゴールド」など価値が低い古銭にも数千円の値段を付けてくれるショップが他にもあります。

銅貨や鉄硬貨、アルミ貨、白銅貨、錫貨などを売却しようと考えている方にはあまりおすすめできません。

編集部では検証ができませんでしたが、査定員さんは終始「金貨、小判大判」の買取には自信があると仰っていました。もし希少価値が非常に高い品物をお持ちであれば、見積もりを利用してみるのも良いかもしれません。

古銭買取の解説は丁寧！専門的な知識もある

おたからやの古銭買取の口コミ評判には「査定員の知識がない」という声もありましたが、決してそんなことはありませんでした。価格が付かないイコール知識がないと判断してしまった方の勘違いではないかと考えられます。

また、解説や気遣いなども丁寧で好印象です。査定金額は他社よりも低い結果となりましたが、決して査定員さんは無理強いはしていません。むしろ、「自分たちではさほど高く買い取れない」ともっとお得に売る方法を教えてくれたり、思い出としてとっておくことを推奨してくれていました。

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